昨日は長崎短期大学に伺い、私たちの活動についてインタビューを受けました。短大が作成する研究紀要に掲載していただけるとのこと。活動の現状と課題はもちろん、これまでの歩みもお話いたしました。

もう36年ほど前の小さなボランティア活動が「ちいきのなかま」の始まりです。その活動は「おもちゃ図書館 くりの木」。障がいのある子もない子も一緒に遊ぼう…がテーマでした。室内での遊びの他にキャンプやイベント、人形劇の開催など様々なことに取り組みました。いつも活動は障がいのある仲間といっしょ、でした。活動には障がいのない子もたくさん参加してくれましたので、ごく自然に多様な出会いがありました。

そんな頃からの話をすると、加齢のせいか、話が長くなるのがここのところの悩みです。昨日はインタビューの後に「ちいきのなかま」の創成期に 大変お世話になった長崎短期大学学長の安部恵美子先生とひさびさゆっくりお話しできました。先生にはこれまで本当にお世話になっています。その重ねてきた時間の振り返りの中で、先生から「未来は過去の中にある」という言葉をいただきました。世代交代した「ちいきのなかま」は今、未来志向で日々前進中です。時代の変化も著しい中、想像以上のすてきな未来になってほしいと願います。そのためにも「未来は過去の中にある」、ちいきのなかまの未来のために時々過去のお話も伝えたいなと思いました。

文責:守永 惠