介護保険導入前のこと。佐世保には宅老所が2つありました。そのひとつ宅老所「こさせぼ」をスタッフとして支えた方のお話を聴く「オトナの社会科第三回」です。宅老所の主たる利用者は対象者は高齢者でしたが、毎日、いろいろな人が訪ねてきました。ボランティアさんはもちろん、ワケあり小学生や高校生、障がいのある人、暇な人、忙しい人などなど。大きな食卓テーブルを囲み、食事をして会話がはずむ、そんな場所でした。在宅の高齢者の家族を支える活動でもありました。多様な人が日々集う場をどんな風にマネジメントしたのか…そんなお話をお聞きしようと思います。