サポートの風景。

提供会員さんが、赤ちゃんのとなりに座り、その子のおなか辺りをさすっている。

その子は寝付くわけでもなく機嫌よく泣きもせずにいる…穏やかに時間が流れる。

そのうちに「あら?」と会員さん。

赤ちゃんが排便した様子、結果その日3回ほど続けて排便。

お迎えの時のお話で2日ほど排便がなかったという情報をいただいた。

「手の力」だな…と思う。

「手当」という言葉を思い出す。

昔大人は子どもの痛みや病気の個所に手を当ててくれた。

それだけで子どもは安心できたし、安心するだけでも元気になれたように思う。

手当なんて、今どきの子育てではタイパ的に受容されないだろうな。

しかし、子育て支援がこんな風に安心できる温かい支援なら、子どもも元気になるんだろうな。

そう思うと、誰かが子育てに関わる支援のコスパはけっこう悪くない。

文責:守永 惠