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赤ちゃんフォーラムに登壇しました

2024年9月22日(日)アルカスSASEBOイベントホールにて開催された「赤ちゃんフォーラム~赤ちゃんがつなぐ佐世保の子育て~」に理事長山﨑が登壇しました。

このイベントはH27年度より10年間実施された「赤ちゃんふれあい事業」の事業報告&研究報告と、そのあとに
佐世保の子育てについて考えるシンポジウムというプログラムで、シンポジウムの話題提供者としてお声かけ頂きました。

舞台前には子どもたちが遊べるスペースがある会場で子どもたちの声が飛び交う中でのフォーラム、斬新だけど今回の「赤ちゃんがつなぐ」を形にした会場づくりに感動し、西南学院大学の門田先生ゼミのみなさんの研究報告、それを受けての九州大学基幹教育院の吉田先生の見解と、舞台上で話をさせていただきましたが、学びがいっぱいでした。

そして何より、「赤ちゃんふれあい事業」の素晴らしさを会場のお子さん連れの方、教育機関の方、行政の方、子育て支援関係の方その他たくさんの人と共に感じ、子育ての事を一緒に考える時間をもてたことがとても嬉しかったです!
終了後も控室でこれからの佐世保の子育て談議は止まらず、勇気もいただいて帰りました。

 

ファミサポ提供会員交流会「ケアする人をケアする会議」

この会は支援する人のための会です。答えを出すことが目的ではなく、対話をすることを大事にします。支援現場での「はて?」ややりがい、ときにはつらいことを忌憚なく話します。
子育て支援の現場は周囲の想像以上に厳しい場面があります。そして、私たちのできる事には限りがありますが、ただひとつ「ひとりぼっちにしない」ということは決めていて、何とか寄り添おうと努めています。普段言葉に出来ない宝物のような気持ちを実感するひとときでもあります。

 

佐世保市産前産後家事育児支援ご利用状況

2024年8月1日からスタートした「佐世保市産前産後家事育児支援」。
もうすぐ2か月が経とうとしています。(事業の詳細は>>こちら

利用申請受付も8月1日からだったため、決定通知書が届くまでのタイムラグがありご利用は8月16日が初回となりました。
タイミング的に「利用期間が1か月半しかない多胎児家庭(16回利用可能)」「1週間後には6か月を迎え利用できなくなる家庭」もいらっしゃり「可能な限り入ります!」という状況のスタートとなりました。

今のところ主には料理と掃除のご希望です。

料理はだいたい当日訪問してリクエストをもらったり、材料を見てメニューを決めてから調理します。メニューは家庭料理の範囲内ですが、できるだけおいしく食べていただこうと頭をひねり、時折クックパッドのお世話にもなりながら時間内で5~7品ほど作ります。
「あのメニューおいしかったんですが、どうやって作るんですか?」なんて言ってもらえると、ニッコニコでお伝えします。これからのメニューのひとつに加わるといいなと思いながら・・・

掃除も訪問して確認したのち取りかかります。日常的な家事の範囲ではあるのですが、「あの奥のホコリを取りたい」「ここの汚れきれいになるとスッキリするよね」とやっていくと、ほんとあっという間に時間が過ぎます。ですので意識しながら普よく使われる場所やお子さんが過ごすところなどを優先しながら進めていくようにします。「あそこもきれいにしたかったんだけど~」と後ろ髪引かれることもありつつ、できるだけ手早く!

家事育児支援をこれから利用される方の打ち合わせもぼちぼち入ってきています。
産後でも家族の支援が受けづらい方、たくさんいらっしゃいます。家事育児支援は「ちょっとお願い」と言いやすくする仕組みです。利用していただきたい!どうぞ周りの方にもお伝えください。

 

スタッフ紹介①

今回より、スタッフやサポーターの紹介を各号少しずつおこなっていきます!

理事長 山﨑 翠(やまさき みどり)

〇出身
 佐世保市
〇この仕事を始めたきっかけ
 元々ファミサポの依頼会員で、依頼会員向けに送られた「スタッフ募集」に応募。たまたま働き始めたいタイミングが合い、自宅からも近かった、が応募動機です(笑)
〇この仕事を続けている理由
 入社時、長男が1歳4ケ月で何度も「この日は休めない」という日に熱を出すという特殊能力⁉の持ち主で、とことんご迷惑をおかけしました。その頃の私は仕事は休んではいけないものだ、迷惑はかけてはいけないものだと思い込んでおり、罪悪感でいっぱいになることも。そんな時にスタッフはじめファミサポの皆さんから「今は仕方ない。しっかり子どもに向き合う時期よ。いなくて大変な時もあるけど想定してたから大丈夫!」と言ってもらいとても気が楽になり、安心して子どもに向き合うことができました。そしてもうひとつ、「支える余裕が出てきたら次の世代の子育てを支えてね」とも。支えてもらったから、私もと思い続けています。まさか理事長になるとは当時思ってもいませんでしたが…
〇これからしたいこと
 日頃ファミサポは事務所で調整をしています。家事のサポートではお宅に行くこともあり日々の出会いを楽しみながら仕事をしています。まずは引き継いだこのバトンを続けていくこと。一緒に活動してもらっている方にもっと仕事として関わってもらえるように展開していくとをやっていきたいです。

 

事務局長 守永 惠(もりなが めぐみ)

〇出身
 育ったのは、長野県八ヶ岳の裾野にある「八ヶ岳農業実践大学校」敷地内                          生まれたのは山梨県韮崎市 岩下産婦人科…1960年当時、病院出産は最先端でしたが、2歳下の弟は自宅で産まれています…はて?
〇この仕事を始めたきっかけ
 子連れで始めたボランティア活動がことの始まり。その立場で、たまたま行政にプランを提案することが出来、たまたま佐世保市が取り組むことになったファミサポ事業にご縁あって、その時からずっと「ここ」にいます。
〇この仕事を続けている理由
 もともとは障がいのある人に関わる仕事をするつもりでしたが、せっかくのご縁を大事にして「ここ」で生きてきました。人見知りなのですが、人が好きです。だから続けられたように思います。子どもも大人も成長します。その姿を見つめることが出来ることもこの仕事の楽しさです。                                                         ○これからしたいこと
 やっぱり障がい者福祉に何等か携わりたいと思っています。私が最も尊敬する師である田ヶ谷雅夫さんの実践(山梨県)の記録と思い、長崎県にかつてあった「なずな園」(佐々町)の故近藤益雄・原理さんの実践記録、佐世保市の子ども発達センターの基礎作りにお力をいただいた故高松鶴吉先生の書籍の再読が当面の課題。先生方との不思議な出会いの中で、人として、たくさんの事を教えていただきましたので、ライフワークとして障がいのある人たちの幸せについて考える時間がほしいなと思っています。