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ファミサポ全国講習会・交流会で事例報告
2024年10月12日(金)大阪にて開催された一般財団法人女性労働協会主催の「ファミリー・サポート・センター全国アドバイザー講習会・交流会」に参加し、理事長山﨑と事務局三宅が事例発表をしました。
この会は、毎年大阪会場と東京会場に分かれて開催され、大阪会場のこの日は会場参加とオンライン参加を合わせて400近いセンターが参加されていました。
最近の私たちの取り組みを是非発表したいと、事務長守永が応募。当日は佐世保の事務所に留守番、山崎と三宅が送り出されるという流れでの発表でした(;^_^A
発表のタイトルは「サポートが提供会員にとっても幸せな時であるために」
様々な親子と向き合う提供会員さんは、時には負担を感じたり不安が大きくなってしまうこともある。それでも思いをもって有償ボランティアの報酬で活動してもらってることが、少しでも提供会員さんの暮らしを、人生を豊かにできたら。そんな思いと、取り組みを発表しました。
中でも前号で報告した「ケアする人をケアする会議」の反響が大きく、質問をたくさんもらったり、自分たちのセンターでも実施したいとのお声もいただき嬉しく思っています。
まだ課題もあるファミサポ事業ですが、多くの親子に頼られ、市民が寄り添うことができるこの仕組みに関わることが幸せのひとつになるために、日々向き合っていきたいと思っています。
この発表はそんな思いを強くできた機会になりました。
ファミサポ会員養成講座を実施しました
年3回開催している、子どもを預かる会員を養成する「会員養成講座」の今年度2回目を実施しました。補講や再受講の方も含めて総数13名の方に受講いただき、4名の提供会員が新たに誕生しました。
今後サポートの実習を経て活動に加わっていただく予定です。中にはまだ小さなお子様がいて「もう少し手が離れたら活動したい」という方も。もちろんOKです!ファミサポの活動が「できる範囲で」が基本です。
多くの方が「学びがあった」との感想を持ってもらったようです。
次回は来年2月予定です。
佐世保市産前産後家事育児支援ご利用状況
2024年8月1日からスタートした「佐世保市産前産後家事育児支援」。
4か月が経ちました。(事業の詳細は>>こちら)
少しずつ周知が進んできたのか、10月末から新規の問い合わせが増えてきました。11月の利用件数は10月の約2倍。ご依頼内容も様々いただくようになりました!
- 1時間お料理と1時間お掃除をお願いしたい
- 衣替えを一緒に
- 赤ちゃんが動きだして危なくないような環境づくりを手伝ってほしい
- 水回りのお掃除がなかなかできないから掃除して欲しい
- 夫が長期不在時の作り置きをして欲しい。
最大2時間という短い時間ですが出来る限りご要望に沿えるように、支援をしています。
また、10月から活動を開始された「はなさんば助産院」の坂口助産師と一緒に訪問し、助産師さんのケアと家事支援(洗濯・料理)も同時に実施するという初の試みも実現しました☆
世間話から助産師さんならではの体のこと、赤ちゃんのこと、たくさんお話しながら、体重測定や後半は坂口助産師によりドライヘッドマッサージでママの体をケア。
終わるころには、今晩のおかずが出来上がっているというダブルでケア!
「幸せ~」とのご感想をいただきました。
今後も坂口助産師と連携しながら子育て家庭に複数のアプローチで向き合っていくことができたらと思っています。
スタッフ紹介②
今回より、スタッフやサポーターの紹介を各号少しずつおこなっていきます!
スタッフ 篠原 愛美(しのはら まなみ)
〇出身
長崎県佐世保市
〇この仕事を始めたきっかけ
従妹がファミサポの依頼会員で、当時依頼会員向けに「職員募集」のハガキが送付され、教えてもらい応募しました
〇この仕事を続けている理由
出産んで一度退職をしましたが、またお声かけ頂き再度お世話になっています。子育て中の自分にとっては、子どもや家族を優先させてもらえているこの環境がとても有難く、働きやすいです。
人前で話す事が苦手なのですが、話を聞く事は好きなので、人と関わりが持てるこの仕事を大切にしていきたいと思っています。
〇これからしたいこと
ぼちぼちいこか食堂に関わらせてもらっており、毎回勉強させてもらってます。なかなか余裕がなく、毎回反省する事が多いのですが、経験を積んで、自信をつけていけたらと思います。そして今はご家庭に入っていく自信がなく、家事サポートに入れていないのでいつかは私も役に立てたらいいなと思っています。
スタッフ 重松 日香里(しげまつ ひかり)
〇出身
静岡県磐田市
〇この仕事を始めたきっかけ
理事長の山﨑さんから声を掛けて頂きました。
〇この仕事を続けている理由
福祉の分野は経験がなく、電話対応(最も苦手)がメインの仕事だったので、正直に言うと最初は続くか心配でした。しかし、しばらく過ごすうちに、だんだん楽しくなってきました。お子さんはもちろん、保護者の方や、会員さんと接することが多いので、会話が増え、コミュニケーションの中で次の会話のアイデアが生まれてきます。想像に反してとてもクリエイティブで、目に見えるものも見えないものも、どんどん創り上げていくような感じがして、魅力的に思えました。
しかし、何より一番の理由は、あたたかい雰囲気の中で仕事ができることかなと思います。もはや、やめられないです。
○これからしたいこと
私自身は個人でデザインの仕事をしておりダブルワークの立場です。最初は両立できるか心配でしたし、中途半端になることも嫌だなと思いました。しかし、今はどちらも続けたいと思います。ファミサポもデザインも全く違う分野ですが、どちらも知れば知るほど学びがあり、ファミサポで学んだことはデザインで活かされ、デザインでの学びはファミサポに活かされていると感じます。本当に微力ですが、自分のやり方で、ちょっとでも社会の役にたてたらいいなというのが、今の私の目標です。